赤ちゃんが欲していることを全て叶えてあげるのは過保護なの?

赤ちゃんが欲していること・望んでいることを満たしてあげる

赤ちゃんが欲していることを全て叶えてあげるのは過保護なの?
私自身とても興味深い研究を見つけました。

 

ヨーロッパの研究ですが、赤ちゃんが欲していることを全て叶えるべきか、叶えないべきか?という議論です。

 

この結論を出すために、乳児院で実験的な育児や養育をしたそうです。赤ちゃんを2つのグループに分けて、一方は泣いても授乳しない、昼間も定期的な授乳で規則正しく行う。もう一方は、子供が授乳を欲するたびにミルクをあげる。という2つのグループに分けて実験的な育児を開始してしたそうです。

 

後者のグループは授乳の要求をかなえてあげるだけでなく、赤ちゃんのすべての欲求、例えばあやしてあげたり抱っこしてあげたり遊び相手をしてあげたり、赤ちゃんのすべての欲求を叶えてあげるグループです。

 

ぐずり泣きに全て対応したほうが良いか?という問いに対する実験結果

まず最初のグループからです。適応度の差こそあれ、早い赤ちゃんであれば3日も経たない内に、深夜の授乳で翌日まで泣かずに待つことができるようになりました。つまり、翌日の朝まで泣かすに、おっぱいを待てるような子になった。ということです。

 

そして非常に興味深かったことが、3日ぐらい泣いて翌日まで持てるようになった赤ちゃん、つまり特に早く持てるようになった赤ちゃんが、実は忍耐強いわけではなく、すぐにギブアップしてしまうような諦めの早い赤ちゃんだったということです。

 

そして、いつまでも泣き続ける赤ちゃんのほうが「実は辛抱強く忍耐強くあきらめない子供」だということもわかりました。

 

これはどういうことかというと、同じ環境においても、いつまでも泣き続けることというのは言い換えれば、自分の感情を出し続けて努力をし続ける赤ちゃんだったいうことができます。そして、逆にすぐに泣くことを諦めた赤ちゃんは、現実の意味を早く理解できる能力があり、言い換えればちょっとした困難をすぐに諦め回避しようとする、壁を乗り越える努力をすぐにやめてしまうような子供に成長していったという報告があります。

 

そしてもう一つ大事なことがあります。いくら泣いても、結局ミルクをもらえなかった赤ちゃんは、自分の欲求が満たされなかったということに対して、周囲に大きな不信感をもってしまいます。自分の努力に対する無気力感を持ってしまうといってもいいかと思います。いつまでも泣きつづけて自分を表現し、それが受け入れられミルクをえることができた赤ちゃんは、自分の欲求が承認されたの安心し、周囲に対する信頼感が生まれさらには自分自身の自信の感情が芽生えていくのです。

 

つまり赤ちゃんが望んだことだ全て叶えてあげることが子供にとっても重要だということです。

 

正直こういった研究を見て、私自身は意外でした。

 

というのも、すべて自分の思い通りにいかない。ということを教えたくて、赤ちゃんにも色々と我慢をさせていたのですが、それが逆に周囲への不信感を与えてしまう。非常に間違った教育をしていたと今では後悔しています。なかなか全ての要望を要求を満たしてあげることは難しいですが、このような研究を踏まえ、できるだけ赤ちゃんの要求を満たしてあげようと考えるようになりました!